JAPEXなど、下関市にバイオマス発電所を稼働

石油資源開発(JAPEX)、東京エネシス、MOT総合研究所(山口県宇部市)、長府製作所、川崎近海汽船(東京都千代田区)の5社が出資する長府バイオパワー(CBP)は、山口県下関市に「長府バイオマス発電所」を開発し、2024年12月30日に営業運転を開始した。

 発電出力は74.95MW、年間発電量は約5.2億kWhを見込む。燃料は海外輸入の木質ペレットを100%使用する。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき中国電力ネットワークに売電する。FITによる買取価格は21円/kWh、買取期間は20年間。

 アセットマネジメントはJAPEXの100%子会社であるジャペックスグリーンエナジーが担い、設計・施工は三菱重工業が担当した。また、出資5社が各社の強みに応じて運用・保守、燃料の調達・輸送などの業務を受託するほか、長府バイオパワーに対する行政や周辺地域との関係構築・維持などに関し、協力・支援する。

 事業主体である長府バイオパワーは、2020年11月に設立した。代表社員は一般社団法人CITRUS。出資比率は、JAPEXが39.9%、東京エネシスが20.0%、MOT総合研究所が15.1%、長府製作所が15.0%、川崎近海汽船が10.0%。

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